優先度 ordering of priority 2005 2 4
郵政改革は大事なことです。
それは、小泉首相の著書を読んで、十分に理解しています。
しかし、そういうことは、暇な時にやればいいのです。
今は、それより、優先度の高い仕事が、たくさん、あります。
景気、年金改革、税制改革、教育改革、憲法改正、外交、少子化対策。
こういう仕事は、苦手な仕事かもしれません。
だから、郵政改革という得意分野に特化しているのかもしれません。
しかし、閣僚レベルならばともかく、首相が、これでは、困ります。
担当の役人 officer in charge 2003 12
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役所に行くと、「担当が違う」と言われて、
あちこちの窓口を歩くことになります。
最近は(2003年12月)、総理大臣も、担当制になったらしい。
当時、あしぎんFG問題で、議員が陳情に行くと、
総理大臣は、自衛隊のイラク派兵問題で、頭がいっぱいで、
ろくに相手をしてもらえなかったという話を聞きました。
これは、仕方ないですね。
今のところ、イラク派兵問題担当の総理大臣は、いても、
金融問題担当の総理大臣は、いません。
それから、年金改革担当の総理大臣も、税制改革担当の総理大臣も、いません。
いるのは、イラク派兵問題担当の総理大臣だけです。
早急に、
金融問題担当の総理大臣、
年金改革担当の総理大臣、
税制改革担当の総理大臣、
少子高齢化対策担当の総理大臣を設置すべきです。
これは、めずらしいことでは、ありません。
外国では、共同首相という制度があった国もありました。